・ナクスルが高すぎる
・生ごみ処理機を安くGETしたい
・助成金がもらえるって本当?
という方へ。
生ごみ処理機を購入しようか検討中のあなた。
少々お待ちください。
生ごみ処理機は多くの自治体で助成金の対象となっています。
なんと、全国約1700の自治体のうち
約1000がなんらかの形で生ごみ処理機に助成金を出してくれます。
- 助成金が出るなら購入してみようかな
- 助成金が出るなら少し良い生ごみ処理機にしてみようかな
と心持ちが変わるはず。
助成金のシビアなところは購入のタイミングや要件に当てはまらなければ
もらえないところです。
購入する前にチェックすべき要件を確認し、
安く、お得に生ゴミ処理機をGETしましょう!
私も実際に60000円の助成金をもらった経験から、
申請の際に気をつけるポイントをお話します。
害虫や悪臭に悩むことのない快適な生活をGET。この快適さを伝えたいと正直な感想をブログに書きます。
夫、子ども2人の4人家族。庭なし戸建。ゴミを減らして、環境に優しい生活を目指しています。
ナクスル購入時に助成金をもらう方法
ナクスルの購入時に助成金をもらう方法をSTEPに分けて紹介します。
購入のタイミングや助成金の金額は各自治体によって驚くほど差があります。
お住いの自治体がどうか一度調べてみる事をお勧めします。
自治体で、生ごみ処理機に助成金があるかどうか調べる
まずは自治体で生ごみ処理機に助成金があるかどうかを調べましょう。
約60%の自治体が生ごみ処理機の購入に助成金を出しているそうですが、
お住いの地域が対象かどうかは調べてみないとわかりません。
- 「○○市 生ごみ処理機 助成金」と検索をする
- 「自治体の購入助成金制度検索」
などの検索方法があります。
対象者かどうか確認する
自分が助成金の対象かどうかを確認しましょう。
- 自治体の住民であること
- 生ごみ処理機は自治体の中で使用すること
- 住民税や公共料金の滞納がないこと
- 過去に同様の助成金を受けていないこと
などが対象の条件になってくる場合が多いです。
窓口やHPで確認するようにしましょう。
対象期間かどうか確認する
助成金があっても対象期間かどうかも確認しましょう。
- 助成金の上限により対象期間が終わっている
- 購入前に申請が必要だった
- 過去は実施していたが、現在は廃止されている
など、凡ミスにより助成金がもらえないミスが起こりやすいです。
購入方法について確認する
購入先や購入方法についても指定がある場合があります。
- 公式サイトである必要がある
- 銀行振込である必要がある
- ポイントを使用した場合は、ポイント分は対象外となる
など、購入してから発覚するとがっかりしてしまうような条件が
明記されている可能性があります。
購入前に必ずチェックが必要です。
商品の制限はあるのか確認する
各自治体で様々な指定がある場合があります。
- 電動式は助成の対象となるけど手動式は対象外
- 5000円以上である必要がある
- 1基まで助成金の対象となる
など購入商品が対象となるかどうかも必ずチェックが必要です。
助成金の金額ともらい方について確認する
助成金の金額や対象範囲はピンキリです。
焼却場がない地域や、環境問題に力を入れている地域ほど助成金が多く出る傾向にあります。
また、助成金の渡し方についても
- 銀行振込
- 商品券
- 地域で使えるポイント
など形は様々。 お住いの自治体をチェックしてみてください。
助成金60000円GET!私が助成金をもらった流れ
私が実際に60000円の助成金をもらった流れをお話します。
うちの自治体では3分の2補助の上限60000円。
あとあと知りましたが、かなり高待遇な条件でした。
一般的には2分の1補助の上限10000~30000円ほどが多いようです。
地域の広報誌で生ゴミ処理機の助成金の存在を知る
なんとなしに広報誌を見ており、
「生ごみ処理機に補助金結構でるな〜」と気がついたのがナクスル購入のきっかけです。
当初は20000~30000円ほどの乾燥式を検討していたのですが、
- うちは庭がない
- 補助金で60000円出る
- 臭いや害虫はどうしてもいや
という理由により、補助金を上限までもらってナクスルを購入しよう!と決めました。
市役所に聞きに行く&申請用紙をもらう
本当にもらえるかどうか心配だったので役場に聞きに行きました。
この時に念押しされたのは申請書を出して、交付決定通知書がきてから購入することです。
購入日が通知書の日付以前だと、助成金が降りないのでまだ購入しないように!と言われました。
相談内容は下記。
- ナクスルという商品が欲しいと考えている
- 対象になるかどうか知りたい
- いつどのように助成金をもらえるのか知りたい
役場の担当者さんが丁寧に教えてくれて、申請書をもらって帰りました。
補助金交付の申請にいく
申請用紙を記入して補助金の申請まで窓口に行きました。
その際に持参した持ち物は以下。
- 申請書
- 生ごみ処理機の見積書(パソコンで値段のページをスクショ)
- 生ごみ処理機のカタログ(パソコンで商品説明をスクショ)
- 町税完納証明書(所得証明書)
- 印鑑
決定通知をもらう(郵送)
約1週間後、郵送で「交付決定通知書」が送られてきました。
これでようやく購入にすすめます。
ナクスルを購入
「やっと買える!」と思いつつ、安くない買い物なので少し緊張しました。
何かあった時にやりとりがしやすいと思い、公式サイトから購入しました。
実績報告書、領収書を貼って役場へ行く
購入後、実績報告書という領収書を貼った書類が必要だということだったので、
書類を持って役場に行きました。
その際に、役場からの簡単なアンケートに答えて終了。
特に製品の写真等を求められることはありませんでした。
60000円銀行振り込み&振り込み完了通知書
約2週間後、晴れて60000円が指定の講座に振り込まれました!
「よっし!コンポストを置こう!」と決意してから約1ヶ月。
無事に振り込まれたことには感謝しかありませんが、
ちょーっと思うところもあったので書かせていただきます。
生ごみ処理機の助成金をもらった感想
晴れて生ごみ処理機の助成金で60000円いただいた訳で、本当にありがたい限りです。
ただ、正直なところ申請の煩雑さに関しては「めんどくさい!」と思ってしまいました。
もっと手続きが簡単になれば、忙しい子育て真っ只中の世代により生ごみ処理機を使ってもらえるのでは?
- 質問&申請&実績報告書の提出で3回役場に行った
- 交付決定通知書を受け取ってからの購入
- 提出する書類が多い はハードルが高い
自分が自営業でなく会社勤めだったら平日に役場に行くこと自体難しい。
心折れていたと思います。
郵送という手もありますが、平日に郵便局に行くことも会社勤めにはハードルが高い。
オンライン申請などの方法があれば、「興味があるけれど申請が面倒」という方のハードルが下がって、
もっとたくさんの人が制度を利用できるのではないかと思いました。
自治体が生ごみ処理機に助成金を出す2つの理由
そもそもなぜ自治体は生ごみ処理機に助成金を出すのか考えたことはあるでしょうか?
一般的に家庭ゴミのうち3分の1は生ゴミと言われているそうです。
生ごみ処理機を推奨するのには「ゴミにかかるコストの削減」というはっきりした理由があります。
理由①ゴミの回収コストの削減
ゴミが減れば、ゴミ収集車にかかるコストを抑えることができます。
また、生ゴミは害獣や害虫を呼び寄せたり、臭いのもとになるため作業員さんの頭痛の種。生ゴミがなくなればゴミ回収にかかるストレスも大きく削減できるでしょう。
理由②ゴミ焼却にかかるコストの削減
ゴミが減れば、ゴミの焼却にかかるコストも抑えることができます。
中でも生ゴミは水分が多く、焼却炉への負担が甚大。
生ゴミの80~90%は水分というので水を燃やすような物です。
生ゴミを減らすことで、焼却炉への負担を大きく減らし、
CO2(二酸化炭素)の排出を抑制できるとされています。
生ゴミは資源になる
生ゴミは資源になります。 堆肥にすれば立派な肥料になり、野菜を元気に育ててくれます。
- 生ゴミを可燃ゴミにする=たちの悪いゴミ
- 生ゴミをコンポストで堆肥化する=良質な肥料
どちらの方が暮らしにとって、地球にとって優しいかは明白です。
生ごみ処理機(コンポスト)の一般化が進み、生ゴミ=資源 の感覚が広がってほしいと願うばかりです。
まとめ:助成金はもらわないと損!
生ごみ処理機(コンポスト)の助成金について今回はまとめてみました。
生ごみ処理機への助成金は素晴らしい!
家庭からゴミへの意識を変える大きなきっかけになると思います。
家庭でのゴミの意識の変化は子供のゴミの意識の変化になり、
未来のゴミの意識の変化に繋がる。
そんな変化の連鎖が起こることを願っています。
皆さんもぜひコンポスト(生ごみ処理機)を導入して「ゴミをなくす生活」
を家族で体感してみてください!